カードローンを完済してすぐにまた借りられる?【返済中の記録が命】

カードローンを完済できたけどまたお金が足りない

 

カードローンはお金がない時期、急な出費ができたときには大変便利なものです。返済は毎月決まった額を均等に返していく事ができるので返済することを忘れず毎月コツコツと返済していけば完済する日がやってきます。

カードローンを完済してからは借り入れをしなくて済むならそれが一番ですが、返済をしている間に生活費が足りなくなったり、冠婚葬祭などでどうしても現金が必要になるような場面もでてくるでしょう。そうなると再度借り入れをしようとするかもしれません。カードローンを完済したあとでもう一度借り入れをすることができるのかを解説します。

 

結論から言うと完済した実績はプラスになります

金融情報機関に記録されている情報

どのような借り入れでも返済を行っている間の情報は金融会社が参照している信用情報機関に登録されます。カードローンを申し込んだ日から毎月の返済まで記録されているので完済した事実も信用情報機関に記録されていきます。こうした情報を新規で借り入れ申し込みした時に審査で参照するので次回に借り入れる時には以前よりも信用度が上がっているといえます。

 

過去の返済で延滞があったかどうかが重要

借り入れ審査

借り入れをしてからの取引が全部記録されていくので、毎月延滞なく決まった日までに返済をしていくと信用度が増していきます。安定した収入があって毎月期限内までに支払っていると、きちんとした感覚を持っている人という評価になることで審査に有利です。

逆に過去の返済に延滞が長く続いていた、何度も延滞した時があったならマイナスの要素として評価されてしまいます。延滞、延滞による催促の無視などがあると審査の初期段階で落とされる可能性が高まります。

 

返済中の延滞やマイナス要素の程度にもよります

お金を借りる

過去の返済で延滞があったとしても軽微なものは大きなマイナスとして評価されない例外といえるものもあります。軽微なマイナスとは以下のようなものが該当します。

 

  • 返済期日から1週間程度以内の返済の遅れで返済終了した
  • 返済の遅れがあったけれど前日までに連絡をした

 

この程度の場合軽微なものとして扱われる事があります。返済遅れの時点でマイナス評価にはなりますが、誠意ある対応を早い段階で行ったならその記録が残ります。きちんと遅れるという連絡をしたのか、遅れてもきちんと結果的に返済したのかがカギになります。もし返済の期日に遅れそうでも無視したり連絡があったのに電話に出ないとかはしないようにしましょう。

 

マイナス要素が軽く扱われるケースもある

 

返済中の記録は最も重視するのが直近の記録になる傾向があります。カードローンを過去に5年間ずっと毎月返済してきているとすると、3年前に延滞して支払った記録よりも直近の数か月の記録を重視する審査担当が多いのです。

直近の記録を重視する理由は数年前の記録の時とちがって直近の記録を見たら現在の収入の状況や返済の姿勢がわかりやすいからです。収入が安定していなかったり、返済の仕方に波があると生活が安定していないのではないかと考えて融資を断るでしょう。

 

直近1年間の延滞がなく完済していれば最高

過去にカードローンを利用していて、毎月確実に決まった日に返済をしていれば問題なく審査に通る可能性が上がります。特に直近の1年間毎月きちんと返済を繰り返して完済しているような利用者は信頼度が上がって、融資審査に合格しやすいです。逆に直近の返済が遅れたり、未返済だと審査は厳しくなるでしょう。毎月きちんと返済をして延滞もなく完済しており年収の三分の一以上借り入れ残がないなら同じ会社から再度借りるようにすれば、審査がスムーズで通過しやすいでしょう。

 

おすすめの記事